ジンジャー
中国とインドのマラバー沿岸地方が原産である。アジア各地では古代からジンジャーを食用にしていた。特に熱帯と亜熱帯の国々では頻繁に用いられていた。料理のスパイスとして広く使われている。またジンジャエールといった飲料のフレーバーとしても有用。ジンジャーの栽培は根茎を割って増やすが、収穫は年に1回。収穫後に根茎全体を洗浄し、細根取り除き、水に浸して1~2週間乾燥させる。抽出用の根茎は粉砕後に乾燥させ、ふるいにかけられる。それを水蒸気蒸留法などによって淡黄色から褐色をしたジンジャー精油を抽出できる。
学名:Zingiber officinale
科名:ショウガ科
採油方法:根茎の水蒸気蒸留法
主な成分:ジンゲロール、β-セスキフェランドレン、β-ビサボレン、カンフェン、α-ピネン、リモネン
ノート:トップ~ミドル
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